小受初心者の私ですが、私立小学校以外にも、国立小学校という選択肢もあるのではないかという話を小耳にはさんで、少し自分なりに整理してみたいと思います。
関東の一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)内の国立小学校はどこがある?
一都三県にある国立小学校とは、以下の小学校になります。
- お茶の水女子大学附属小学校
- 筑波大学附属小学校
- 東京学芸大学附属竹早小学校
- 東京学芸大学附属大泉小学校
- 東京学芸大学附属小金井小学校
- 東京学芸大学附属世田谷小学校
- 横浜国立大学教育学部附属横浜小学校
- 横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校
- 埼玉大学教育学部附属小学校
- 千葉大学教育学部附属小学校
- 東京都立立川国際中等教育学校附属小学校
国立小学校には通学区がある?
学校によって受験、通学の制限が異なりますが、都内の国立小学校において、主に以下の2つになるそうです。
①親子の居住地域による制限
23区内に保護者とともに居住している家庭としている小学校
通学を認める市区がある小学校
②自宅から学校までの通学時間による制限
自宅から本校まで片道40分以内で通学できる地域
国立小学校は学区内であれば近い遠いの有利不利はない。
学大系列は入試は一斉だが、願書の出し方によっては2校は併願可能。
学大付属大泉は合格後に誓約書を提出し、引越せばOK。例年20名ほどが誓約書を出している。
入試スケジュール(例年)
10月
10月から出願開始。ほとんどがweb。
10月中旬に、大泉・竹早などで1次抽選~2次出願。
11月
※11月第一週が都内私立小学校入試集中
中旬に筑波・お茶の水の1次抽選
月末から12月初旬に学大系列4校が一斉入試※願書の出し方によっては併願可能。
12月
初旬に学大系列抽選⇒合格発表
上旬にお茶の水の入試及び抽選⇒合格発表
中旬に筑波の入試及び抽選⇒合格発表
第一次抽選について
筑波抽選通過率は女子47%程度
お茶の水の女子抽選で通過は厳しい(10%程度)
大泉は女子の通過率が比較的高い
中学校・高校への進学
小学校から中学、高校にあがる割合。
学大3校(竹早・世田谷・小金井)
系列の中学校に上がりやすい(約8割)が、学大附属高校へは3校統一試験で上位200人が進学できる
※高校進学については、各校に枠があるわけではなく、成績上位順。
学大大泉
大泉は50%が国際中等(外国語教育を中心に据えている国際バカロレリア)へ。
残りのうち60%から70%が連絡進学枠を利用して他の学大系列中学校へ。
筑波
筑波大付属中学へは80~90%が進学し、筑波大付属高校へは更に80%程度が進学。
※高校から東京大学へは約10%程度が進学。
※東大進学率:開成(約50%)、筑駒(約46%)、学大(約20%)
お茶の水
中学校へは約60%が進学。高校は女子のみ進級。大学へは高大連携有。
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