昭和女子大学附属昭和小学校×幼児教室チャイルド・アイズの先生による対談がオンラインで開催されました。
<昭和女子大学附属昭和小学校×幼児教室対談>
あと半年…、家と園と塾とそれから…どうやってバランス取れば 良いのでしょう…。~ここからはじまる学校選びの第一歩Part7~
2023年5月12日(金) 19:00 – 20:30
今回で7回目。定期的に開催してくれて、とても勉強になるんですよ
前段で、「長女はいつも反省会」という名言も出ましたね。
第一子はすべてが初めてだからいつも右往左往で後悔。第二子以降は、どこかずっしりと構えて育児していけるという話がありました。
また、子どもを蚊帳の外にしないという話も印象的でした。
何かあった時に、「あなたはいいから」とほっておくのではなく、家族のメンバーとして、年相応に説明すると、子どもなりに頑張ってくれる、とか。
山登りをしている時に自分だけでなくみんなが苦しい。誰もが同じだということ。
そこで、どう解釈して行動できるか。 「彼も人なり、我も人なり」精神が昭和っ子に根付いているっておっしゃてましたね。
後半はQAでしたので、QAで出ていたことを簡単にまとめておきたいと思います。
昭和女子大学附属昭和小学校は2024年春に国際コース開設で学校が大きく変わる!?
2024年春に国際コース開設で学校が大きく変わっていくが、学校の方針や日々の行動は変わらない。
「世の光となろう」という建学の精神とともに、日々行っていくことに変わりはない。
試験の形態も変わらない。
探究コース
これまでと変わらない。今現在やっていること。
現在、EMAP(英語で音楽・図工・体育)が週半分。
音楽週に2時間、図工2時間、体育2時間うちの一時間ずつを英語で行う活動をしている。
これは共通で、変わらない。
国際コース
国際コースは、英語で行う教科があるということ。
国際は国語、社会、道徳は日本語で、それ以外は英語で行うのが国際コース。
英語科の考え方として、言葉はキャッチボール。英語で聞いて、日本語で答えるので十分。
母国言語の語彙が優先して、日本語でしか答えられなくてもいい。
昭和ボストンはじめ、広く海外における体験学習を実施。
論理的思考ができるようになったり、体力がついてこないので1,2年生は行かない。
昭和小の子ども達の素敵なところは?
本人がどうしようもない時に責めるようなことは言わない。
小さいお子さんなどが嘔吐とかしたとか、お腹を下した時にも、陰口が出ない。
40年一度も見たことがない。それは誇り。
入試について
特別入試がなくなり、3日間受けられる。
第一志望=もともと特別入試や自己推薦入試と呼ばれていたが、今年からは11月1日(単願であろうが、併願であろうが)に受験した人を第一志望の人とみなすことに変更。
エントリーは最大4回できる。
11月1日、国際コースと探究コース併願可能。
国際コースは11月1日のみ。
探究コースは1日、2日、3日と3回で合計4回できる。
受験料は決まっていない。
試験内容は?
試験ではなく、発育調査。今現在よりも伸びしろをみる。
月齢を考慮して選考。
早生まれが多い。
国際コースの面接で英語?準備は?
準備は特別必要ない。
入試の中での英語はない。
特別英語の試験は行わない。親子面接のときに、子どもに英語で問いかける。
入学後順応できるか、聞き取れるかどうかのチェック程度。
共働きの割合は?
8割超えている。
心の教育は?
毎日やっている。
生きるためのすべで、世の中の光となろうという考えは、誰かのためにということ。
教科書ではなく、日常の生活の中で心の教育を行っている。
「百万遍言うよりやっていく中で行動して行く中に落とし込んでいく。」
いろんなことを習慣化する。物の見方、考え方とか、日常の書サポートとか、いろんなことを習慣化して行く。イイトコサガシも習慣化。イイトコサガシをするってことはアラ探しが減る。
国際コースの卒業後の進路の展望は?
自尊感情、自己肯定感を大切に、自分が行きたい道を選べるようにする。それを支えてあげる。
引っ張り上げるのではない。子ども達と一緒に、年度を追いながら模索する。それを叶えていく、支えていく。
男子の進学先は?
開成、麻布、筑駒にもいくし、公立にも、偏差値のよくない学校もいる。
学びたいきもち、学び続けようとする力を学力としている
国際コースの先生のキャリアは?
バイリンガルのええ日本人の担任と、ネイティブの先生が2人合計3人の担任制。
国際コースの学費が高い理由は?
クラス担任3人3人が担任というのもある
志願票に貼る写真家族写真は同居人全てですか?
はい、全員です。
国際コースと探究コースの交流はある?
交流する予定。学校行事の中でやって行くが、細かいところ決まっていない。
授業の進み具合も多分変わってくる。
ただし、昭和小学校に入学しているという大前提は変らない。交流ありき。
国際コースの必要な英語力は?
英語力っていうよりも聞き取り。英語喋る方より聞き取る方が大切。
本校は母国言語を日本語として捉えている方の学校です。
学校教育法で、小学校と定めているもののやり方で行くのでインターナショナルスクールの教育は違う。
母国言語を英語とされる方ならば、インターナショナルの方が良いです。
母国言語と英語とのやり取りの中でバランスがうまくとれて行かないと、言葉の行き来が英語でなんて言うんだっけならまだ良いいが、日本語でなんて言うんだっけになってしまう場合が出てこないように、国語の授業をちゃんと日本語で行う。漢字や長文、文法などもやり、ういうところで日本語と英語と抑えていく。
母国言語が日本語としてお考える方は、受験いただきたい。そうでない英語をしたいと考えている方は向かないと思われる。
高校卒業時にダブルディプロマにする予定は?
予定はある。
中高部のグローバル留学コースの在校生のご家庭に、昭和高等学校とアメリカの私立高等学校の卒業資格を同時に得るプログラムのプロジェクトが始まった話をしている。
大学の方はダブルディグリーと言って、昭和女子大学に3年。提携校に2年通うと、両方の学校の卒業資格を得られる。5年というと1年長い気がするかもしれないが、中学高校が一貫校で5年なので、3,3,4の一般的な日本の学生と帳尻が合う。
ディプロマとは
卒業証書や学位記のこと。 つまり、ダブルディプロマとは、2つの卒業資格が得られること
ダブルディグリーとは
複数学位制度(ダブル・ディグリー、ジョイント・ディグリー)|大学ポートレート(私学版) 複数の国内外の大学が、単位互換制度を利用して、学生に一定の期間において学習プログラムを修了させることにより複数の学位を授与するものです。
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