昨年、府中の公園でカブトムシの幼虫を採ってきて、今年１３匹の成虫化に成功した娘が朝から悲しそうな顔をしてました。
パパ、１匹のカブトムシが死んじゃったの
生まれて初めて生き物を育て、昆虫にも興味を持ち始めた４歳の娘と一緒に、テレビで見かけた昆虫専門店に行ってみました。
中央線高円寺駅にある昆虫専門店「むし社」
その名は、そのまま「むし社」。
日本最大の昆虫専門店として、NHKドキュメント７２時間でも紹介されていたお店
このNHKドキュメント７２時間は私も好きなTV番組の一つで、よく見ています。
その中で昆虫専門店が取り上げられました。
真夏の昆虫専門店で
初回放送日: 2023年9月1日
今回の舞台は、都内にある老舗の昆虫専門店。国内外から集められたカブトムシやクワガタなど１００種類が並んでいる。店内には虫取り網や、美しいチョウの標本などもそろっている。親子で昆虫にはまっているという単身赴任中の父親や、幼虫から育てるのを楽しんでいるという社会人、小さいころから虫が好きだという女性などさまざまな人が訪れる。なぜ人は昆虫に魅せられるのか。その答えを３日間、聞いてみた。
むし社の基本情報
- 住所：東京都中野区大和町1-4-2 白鳳ビル302号室
- 電話：03-3383-1461
- 最寄り駅：高円寺駅[北口]徒歩8分
- 営業時間：１１時から１９時
世界最大のカブトムシと初対面！？
沢山のクワガタムシ、カブト虫が展示販売されていて、採集用品、標本表品、クワガタ・カブトの飼育用品なんでも揃うという日本最大の昆虫専門店「むし社」。
娘はもちろん、私も初めて足を踏み入れました。
まず、店内に足を踏み入れて、最初に目に入ってくるのは虫かごの棚、棚、棚。
そして、世界最大のカブトムシ、「ヘラクラスオオカブト」も沢山いました。
あー図鑑で見たことのあるカブトムシ！
ヘラクレスオオカブトは、カブトムシの王様と呼ばれ、世界で最も体長が大きく、知名度、人気ともにナンバー1のカブトムシです。
特にグアドループ島とドミニカ島に分布する個体は、ヘラクレスオオカブトの元となる種で胸角が太い個体でヘラクレスヘラクレスオオカブトと言います。
この時点で、娘も私も大興奮でした！
普段、日本で見るカブトムシとは全く違う感じで、まさに図鑑でみたことがある憧れのカブトムシが目の前に、何匹も何匹も、陳列されている感じです。
お値段もビックリ！王様級ですね！
カブトムシだけでなく、クワガタムシも沢山陳列されてます。
その店内の景色はまさに壮観です。
カブトムシ、クワガタムシが好きな子や人にとってはたまらない感じです。
蝶や蛾、蝉、カナブン、あらゆる虫の標本が圧巻！
カブトムシ、クワガタムシコーナーの奥には、また人だかりができていて、そこは標本コーナーでした。
蝶々の標本棚をあけてみるとビックリです。
次々とカラフルで、かつその大きさに驚かされます。
まさに、棚を一つ開ける度に、新しい世界に呼び込まれるような感覚です。
蛾は蛾でも、夏祭りなどの外套で見かける蛾とも、大きさも華やかさもことなる蛾。
もちろん、ヘラクラスオオカブトの標本もありました。
気づけば、３時間も滞在してました。
お店の方に確認して、撮影の許可ももらったので、娘も自分のiPhoneで一生懸命に撮影してました。
お店の方が実際に見せてくれたりと、昆虫に親しむ機会がたくさん。
ちなみに、「昆虫」とは？
昆虫とは何か？と聞かれると、
あまり詳しくない人でも「脚が６本ある生きもの」と
すぐに思い浮かびますが、「６本の脚をもつ」ものは昆虫ですが、
「昆虫は全て６本脚か？」といわれるとそうではないものもいるそうです。
例外をあげるときりが無いので昆虫とは
「体が頭部・胸部・腹部からなり、
胸部には節のある脚が３対６本と２対４枚の翅をもつ生きもの」
というのが昆虫だそうです。
小受（小学校受験）的には、間違い探しなどで昆虫のグループ、昆虫ではないグルー王などで出てきそうです笑。
娘のお買い上げ品
そして、最後に娘が買って帰りたいと言って、ずっとこだわっていたのがこちらの標本。
ヘラクラスオオカブトの生体などではなく、
ベニボンオオキチョウという黄色の羽がきれいなペルー産の蝶々。
店長さんに色々教えてもらって、娘の一言。
この蝶々は私の宝物にする！
しっかりと木箱に入れてもらい、大事に持って帰りました。
こういうところから娘の興味や好奇心が広がる感じがして、嬉しくなりました。
帰りに近くのスーパー銭湯に寄っても、先ほどのむし社での話ばかり。
とっても楽しかったんだと思います。
動物園などの昆虫館に出かけるとなると、ちょっとハードルが高くても、街中にある昆虫店であれば、みるだけなら無料だし、とても身近に感じられていいですね。
また、機会があれば行ってみたいと思います。
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