前々回に、人気保育士「てぃ先生」の講演会に行った話をしました。
その中で、
という設問に対して、
子どもを一人前の人と思って接していると言いながら、
実は、子どもには大人と違って結構理不尽な頼み方(指示?命令?)になっていないかという話でした。
その例として、水を取ってもらうときの依頼の仕方という具体例が分かりやすかったということでした。
そして、前回は、「親子のコミュニケーションがスムーズにいっている家庭の共通点」について、
という3つのケースについて学ばせていただきました。
今回はそれに続きます。
上手な叱り方、ほめ方
一つ、約束です。
パンダを想像しないでください!
といわれると、多くの人が想像してしまう。
パンダを想像して欲しくないのであれば、パンダ以外の動物を言えばよかっただけ。
キリンを想像してください!
といえば、パンダを想像せずに、キリンを想像したはず。
ダメな行動を否定して叱るのではなく、して欲しい行動を言い続けるのがコツ。
走っちゃダメ!→静かに歩こうね
騒がないの!→静かに待ってみようか
具体例を交えながら子どもにしてほしい行動の話をする。
ダメな行動を否定してやめなさいではなく、して欲しい行動を根気強く伝えていったほうが伝わりやすい。
感情的になりそうな時の防止法
言動と行動っていうのがリンクしている。
険しい顔してると、きつい言葉とか、まあ辛辣な言葉が出てきやすい。
怒っているな、イライラしているな、子どもに攻撃的になりそうだって時に、まず行動してみる!
口を発する前に、まず子どもの頭を優しくなでる、背中を優しくさすってみる。
優しい行動の後に、優しい言葉がついてくるもの
そのイライラは本当に子どもに対してのイライラ?
例えば、後1分で出なければならないのに、子どもがぐずぐずとしてる場合を考えてみる。
保育園に間に合わないよ、早くして!
なにグズグズしているの!!
時間を変えて、家を出るまでに「一時間」ある時に、子どもが同じ行動したらイライラするだろうか?
多分、イライラしないはず。
子どもにイライラするって思い込んでいるのは、実は子供自身にイライラしているのではなくて、その時間が無い事に対してイライラしてるのではないか。
余裕のなさの原因が時間のなさにつながっているという視点がとても目から鱗でした。
冷凍餃子のマジックワード
親の余裕づくりが子育てにはとても重要という話の中で、
「冷凍餃子は手抜き料理はなく、手間抜き料理!」
というtwitterに感銘を受けたらしいです。
冷凍餃子を使うことは「手抜き」ではなく「手“間”抜き」ですよ!
工場という“大きな台所”で、野菜を切って、お肉をこねて、皮に餡を包んで…という大変な「手間」をお母さんに代わってに丁寧に準備させていただいています。(続)— 味の素冷凍食品【公式】 (@ff_ajinomoto) August 6, 2020
子育てって、食事だけじゃなくて、当然、様々なことがある。
365日3食作ることに拘らない。
食事を一生懸命、頑張ったけれども、結局、そこで時間も奪われてストレスになって、その結果、そのストレスが子供が遊んでるときにできちゃうようなぐらいだったら、いっそ、ご飯の方を無理に頑張らないで、全体のバランスを取りに行く方がいいのではないかという問題提起にとても共感しました。
そして、スマートスピーカーをオススメしてました。
てぃ先生の具体的で説得力のある話に、とても引き込まれてしまいました。
参考にしながら、子育てしてみたいと思います。
てぃ先生の講演から学んだシリーズは全3部作となっています。
第1部
第2部
第3部
よろしければお読みくださいませ。
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