4歳娘と父の初の二人旅行。北海道にフェリー&飛行機旅は最高だった!

子育て日記・雑記
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みなさんはフェリーで旅行をしたことがありますか?

今回、娘が間もなく5歳になることもあり、父と娘の二人旅というのを企画しました。

これまで妻を含めて家族三人で旅行にいくことはちょくちょく行っていたのですが、思い切って、娘と二人で旅をしてみようと思い立ちました。



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娘と父の二人旅を思い立った理由

娘が生まれて間もなく5年。ちょうどコロナもあり、あまり外出ができないなか、私たち夫婦の子育てをしてきました。

そして、おかげさまでとても素直で、感情の起伏も少なく、娘が少しずつ成長し、日常生活に困らなくなってきたこのタイミングで、娘と一緒に旅行に出てみようと思いました。

主な理由はこちらになります。

  • 普段の3人家族の日常から一歩離れた非日常を感じてみたかった
  • 旅先で度々起こるであろうトラブルなどを娘と一緒に乗り越えてみたかった
  • 妻に一人でゆっくりできる時間を提供してあげたかった

そこで、娘にどんなところに行ってみたいかを聞いたところ

大きな船や飛行機に乗ってみたい!

さかなクンのテレビで出ていた水族館に行ってみたい!

という声が返ってきたこともあり、今回のフェリーでの旅行を実施することになりました。



日本のフェリー航路一覧

日本国内には様々なフェリーが運航していることが分かりました。

日本長距離フェリー協会/Japan Long Course Ferry Service Association
海上輸送でCO2を削減し地球温暖化防止に貢献する日本長距離フェリー協会
北海道から九州まで15航路で運航。
東京からは徳島経由北九州と茨城県大洗から北海道に向けた2航路が出ていることが分かりました。
そして、片道をフェリーで行ったとして、もう片道が飛行機と考え、4歳の娘の体力も考え、あまりハードなスケジュールにならないように考えると、フェリーを単なる移動にするのではなく宿泊も兼ねてしまい、下記のようなプランを考えました。
往路:大洗(茨城県)→フェリー→苫小牧(北海道)
帰路:千歳空港(北海道)→羽田空港(東京)


 

いざ、フェリー乗り場(大洗)へ

 

東京駅から大洗のフェリー乗り場までは、電車とバスを乗り継いでいくことができます。

特急ひたちに乗り、約1時間で水戸駅まで到着。

水戸駅からバスでフェリーターミナルのある「大洗地区交番入口」バス停まで目指しました。

が、思っていたよりも進まない。

途中、大渋滞に。。。

その原因というのは、たまたまこの日が、「大洗会場花火大会」の日だったのです。

大洗海上花火大会 ふるさと納税フェスティバル
『大洗海上花火大会』が3年ぶりに『大洗海上花火大会 ふるさと納税フェスティバル』として開催決定! 歴史ある大洗海上花火大会とアーティストによる音楽ライブの融合。有料席をふるさと納税の返礼品として販売し、ライブ、花火含めた様々なコンテンツと新しい花火観覧体験を楽しむ、新しいエンターテインメント。 開催日:9月30日 場所...

花火大会で大渋滞で間に合うだろうかとドキドキすることになるのですが、後々この偶然がラッキーに恵まれることになります。

できれば、水戸からバスに乗るのではなく、大洗駅まで電車で移動してからバスに乗った方がいいかもしれません。

 

品川駅発、常磐線水戸駅で鹿島臨海鉄道に乗り換えて大洗駅下車。品川駅~水戸駅は特急ひたちで約83分、水戸駅~大洗駅は約15分です。大洗駅からは、茨城交通別ウィンドウで開きます が運行するバス「大洗海遊号」が便利です。タクシーをご利用の場合は所要時間約5分、またお時間に余裕があれば徒歩でもお越しいただけます(所要時間約20~30分)。

商船三井さんふらわあ | 大洗港(茨城県)
大洗港(茨城県)までのアクセスのご案内をしています。大洗港(茨城県)へは、車で三郷ICから90分!都心から大洗まで"ひたち"を利用すれば電車で約110分!バスをご利用の場合もご案内しています。

大洗港フェリーターミナル

〒311-1305 茨城県東茨城郡大洗町港中央2 大洗埠頭開発ビル



大洗港フェリーターミナル到着~乗船

 

大洗港フェリーターミナルはバス停を降りてすぐでした。

次々とトラックや車がフェリーポートのゲートに入っていくなか、左手にさんふらわあ号が見え、右手にフェリーターミナルが見えてきました。

フェリーターミナルでチケット引き換えて、乗船案内を待ちます。

私たちの船は19:30出航だったので、乗船が18:00ぐらいでした。

ターミナル2階にwifiも完備の広めの待合室もありました。

そして、18時になり乗船案内があり、いざ乗船口に向かおうとしたその瞬間

ドン、ドン、ドドドドド、ドーン

という爆音とともに、大きな歓声が上がりました。

思わず、私たちもそちらの方に目を向けてみると、花火が色鮮やかに打ち上げられていました。

 

花火の音を聞きながら、いざ乗船。



エレベーターに乗って、通路を抜けると、ホテルのようなロビー(プロムナード)が広がってました。

 

部屋に荷物をおいて、記念撮影をしていると、ウェルカムドリンクが振舞われて、娘と乾杯!

そして6階の展望デッキにあがると、大きな花火が次々と打ち上げられていました。

iPhoneだとこちらの画像のようなのですが、実際には本当に間近で大きい花火が迫ってくるようでした。

娘も他のお客さんと同様に大興奮。

まさか、花火大会を船上から鑑賞できるなんてラッキーでした!

人も少なく、邪魔するものもないので、花火鑑賞には船上はおすすめですね。

そして、花火と反対側の空を見上げると、満月に近い真ん丸のお月様がありました!

これまた娘と二人で感動しました。



 

花火と満月をある程度見たところで、娘がお腹が空いたとのことでレストランへ。

この日はイベントがあったらしく、特別メニューが用意されてました。

船内には様々な施設があり、売店やお風呂、キッズスペースも充実してました。

商船三井さんふらわあ | 船の紹介(夕方便)
商船三井さんふらわあの夕方便 さんふらわあ さっぽろ/ふらの の船内マップページです。5、6、7階がご利用いただけ、5階は展望浴場や客室、ショップ、6階にはレストランやゲームコーナー、客室、7階はスイート・プレミアムの客室がございます。

今回、私たちが宿泊させていただいたのはこちらのお部屋でした。



さんふらわあ号 スーペリアオーシャンビュー(和洋室)

全室にシャワー・トイレを完備した4名様定員の個室に娘と寝泊りしました。

窓もあり、とても快適でした。

商船三井さんふらわあ | 客室(夕方便)
商船三井さんふらわあの夕方便 さんふらわあ さっぽろ/ふらの の客室紹介ページです。さんふらわあ さっぽろ/ふらの ではバルコニー付きの客室やペットと一緒に泊まれる客室など、さまざまな客室タイプを備えております。

 

 

朝5時半の日の出にあわせて、娘も起床し、二人でデッキにも出て朝日が上がってくるのを眺めました。

ちなみに、船はほとんど揺れず、地上のホテルに宿泊しているのと変わらないぐらいでした。

携帯電話の電波やwifiは陸地に近づいた時のみ少し入る感じです。

テレビはなぜかずっと映ってました。

携帯やインターネットが通じないのをこれ幸いとばかりに、娘と船内を探検したり、

キッズルームで遊んだり、お絵描きしたり、少し疲れたらラウンジでコーヒー飲んだり、もう一回風呂に入ったり。

様々なことをしながら、娘と色々ゆっくりとお話することができました。

特に、広いお風呂でくつろぎながら、大海原を見れたのはちょっと感動しましたね。

商船三井さんふらわあ | パブリックスペース(夕方便)
商船三井さんふらわあの夕方便 さんふらわあ さっぽろ/ふらの のパブリックスペース紹介ページです。ショップやレストランをはじめ、大海原を眺めながらご入浴いただける展望浴場・サウナや、キッズランド、ペットルーム・ドッグランなどを備えております。

そして、結構あっという間の19時間で、午後13時過ぎには苫小牧西港フェリーターミナル(北海道)に到着しました。

苫小牧西港フェリーターミナル

〒053-0003 北海道苫小牧市入船町1-2-34

商船三井さんふらわあ | 苫小牧港(北海道)
商船三井さんふらわあの苫小牧港(北海道)アクセスページです。苫小牧港(北海道)へは、札幌からは高速道路経由で車で約60分!札幌駅から苫小牧フェリーターミナルまで直通バスで約110分!電車ご利用の場合もご案内しています。

フェリーから下船すると、余韻に浸る間もなく、苫小牧駅行のバスがあり、そのバスに乗車し、今夜の宿泊先のホテルに向かいました。



ホテルから「さけのふるさと千歳水族館」へ

ホテルに到着し、少し休んで、本当はノーザンホースパークにでも行こうと思ったのですが、ホテルの方からより近い「さけのふるさと千歳水族館」に以前さかなクンが来られたことを教えてもらいました。

サケのふるさと 千歳水族館 | 日本最大級の淡水魚水族館
サケのふるさと千歳水族館は、淡水では日本最大級の水槽を有し、サケの仲間や北海道の淡水魚を中心に世界各地の淡水生物を観察できます。 千歳川の中を直接見られる日本唯一の施設「水中観察ゾーン」では、四季折々の千歳川の生物を観察でき、中でも秋のサケの遡上は必見です。サケの稚魚放流体験や企画展などのイベントも多数開催しています。

実は娘はさかなクンの大ファンなんです。

さかなクンオフィシャルサイト
さかなクンオフィシャルホームページへようこそ。プロフィール、出演情報など。

さかなクンが来たことがある水族館だけでも気持ちが逸るのに、鮭まで見られるとは?

「新春はサケで、おめでとうギョざいます」 - ギョギョッとサカナ★スター
ちびっこからシニアまで、日本人に大人気のサケ。しかしその生態は、フシギで溢れている!?本来、白身魚のサケの身がピンク色のワケは?川で生まれたサケが海に下るようになった理由は?そして川を遡上中、サケの体内に起きる変化とは?知られざる生態の謎を解き明かしてくれるのは、さかなクン。極寒の北海道の海から、産卵場所の川までさかな...

娘に付き添って、鮭の回は、何度見たことか。

そんなこんなですぐにタクシーで向かいました。

この水族館がこれまた凄かったです!



 

 

 

 

 

 

  

見たり、体験したりすることすべてがとても子供の視点に立って考えられていて、とても素晴らしい水族館でした。

詳しくは公式HPご参照ください。

サケのふるさと 千歳水族館 | 日本最大級の淡水魚水族館
サケのふるさと千歳水族館は、淡水では日本最大級の水槽を有し、サケの仲間や北海道の淡水魚を中心に世界各地の淡水生物を観察できます。 千歳川の中を直接見られる日本唯一の施設「水中観察ゾーン」では、四季折々の千歳川の生物を観察でき、中でも秋のサケの遡上は必見です。サケの稚魚放流体験や企画展などのイベントも多数開催しています。



サーモンゾーン

3つの大きな水槽が立ち並び、サケの仲間が稚魚から幼魚、そして成魚へと成長する姿を見られます。

支笏湖ゾーン

「支笏湖ブルー」と称される深い碧色を再現した水槽で、実際に支笏湖に住む生き物たちを見られました。

水辺の生き物ゾーン

全国の水族館で初めて展示する「アメリカミンク」をはじめ、水辺で暮らす様々な生き物たちを展示されてました。

体験ゾーン

タッチプールやドクターフィッシュ、アメリカザリガニの釣り堀など、実際に触れることができました。

千歳川ロード

千歳川を上流・中流・下流の3つの水槽に分けて展示、水域ごとに異なる魚たちの様子を見られます。

水中観察ゾーン

日本でここだけらしい千歳川の左岸に設置された水中観察窓から、自然のままの千歳川の中の様子を見られます。

インディアン水車(屋外)

ふ化事業に用いるサケの親魚を捕獲するため、夏の終わりから初冬まで設置される千歳川の風物詩らしく、屋外の橋の上から見られます。鮭が上がってくるのを見られました。

サケのふるさと 千歳水族館

〒066-0028
北海道千歳市花園2丁目312
TEL.0123-42-3001

サケのふるさと 千歳水族館 | 日本最大級の淡水魚水族館
サケのふるさと千歳水族館は、淡水では日本最大級の水槽を有し、サケの仲間や北海道の淡水魚を中心に世界各地の淡水生物を観察できます。 千歳川の中を直接見られる日本唯一の施設「水中観察ゾーン」では、四季折々の千歳川の生物を観察でき、中でも秋のサケの遡上は必見です。サケの稚魚放流体験や企画展などのイベントも多数開催しています。

隣には物産センターや公園などもあり、こちらで丸1日遊べそうでした。



最終日:ノーザンホースパークへ

たっぷり遊んだのにも関わらず、また翌朝、ホテルの9階から見る朝日が素晴らしく、娘と二人で朝日を眺めました。

2日連続で朝日があがるのを娘と眺めていられるなんて幸せでした!

1時間ぐらいゆっくりしてから、朝食会場へ。

空気も水も、食べ物もおいしいのか、普段から大食いの娘の食欲はますます進みました。

しっかりと好き嫌いもなく、おかわりまでしてから身支度をしてチェックアウト。

 

千歳空港からシャトルバスでノーザンホースパークへ

ノーザンホースパーク公式サイト - 馬とふれあえる北海道のテーマパーク
北海道・新千歳空港から約15分のノーザンホースパークは、日本初のポニーショーや乗馬体験、元競走馬見学など、子どもから大人まで楽しめる馬のテーマパークです。



 

 

 

 

昼過ぎに飛行機で東京へ帰る予定だったので、少しの時間の滞在でしたが、

ポーニショーを見たり、馬車にのったり、ゲームで遊んだりと馬に親しみながら楽しめました。

ノーザンホースパーク

〒059-1361 北海道苫小牧市美沢114-7
TEL. 0144-58-2116

ノーザンホースパーク公式サイト - 馬とふれあえる北海道のテーマパーク
北海道・新千歳空港から約15分のノーザンホースパークは、日本初のポニーショーや乗馬体験、元競走馬見学など、子どもから大人まで楽しめる馬のテーマパークです。



いざ、帰京。東京へフライト

ノーザンホースパークで満喫した後は、再度シャトルバスで千歳空港へ。

 

 

もうこの3日でどのくらい成長したのかというぐらい、自分の荷物は自分で荷造りして、持ち、チケットとお小遣いを渡したら、自分で色々やってくれて頼もしい限り。

初めての飛行機もとても嬉しそうで、離陸した後に雲の上に行くと、

「パパ、雲の上におじいちゃんと神様がいると思ったけれどいなかったね」

と言い出す始末(笑)。

帰りの飛行機は90分。往路のフェリー19時間と比べると本当にあっという間でした。



父&娘2人旅の振り返り

天候にも恵まれ、さらに花火大会を船上から見られたり、鮭の水族館やホースパークにもいけて大満足な旅でした。

  • 最初は4歳の娘がついてこれるかな、
  • 夜泣いたりしちゃうんじゃないか、
  • ママに会いたいなんて言い出すかな、
  • 船や飛行機に酔ってしまうかな

なんて色々心配しましたが、酔うこともなく、弱音を吐くこともなく、終始楽しそうでした。

そして、本当にとても頼もしい4歳児で、一緒にいることがとても楽でした。

大人と旅行しているみたいな父娘2人旅でした。

私自身も初めてのフェリー旅でちょっと敷居が高く感じてましたが、行ってみるとフェリー大正解でした!

船って時間がかかるし、海で逃げ場がないし。。
それで、とにかく船酔いが恐かったのですが、いざ乗ってみると杞憂に終わりました!



私がフェリーで良かったと思う点

フェリー旅は移動自体が旅行になる

 

フェリーは、正直、飛行機に比べると目的地までの移動に時間がかかりますが、船内でホテルのように宿泊ができるので移動自体を旅行として楽しめました

海の上を移動しながら宿泊できて、個室であれば他の乗客との接触も少なく、家族だけで過ごせました。

他の公共交通機関のように席に縛られることなく船内を自由に動き回れるのもポイントかもしれません。

デッキに出て大海原や朝日を見ることもでき、普段とは違う非日常の旅行が楽しめました。

ほとんどホテルと言っていいぐらい快適

今回乗船したさんふらわあ号は、個室の設備やアメニティがほとんどホテルと変わらず、さらにあまり揺れなかったので、船の上にいることを忘れるほどでした。

さらに、海を眺めて入る大浴場や食堂と、とても快適でした。

キッズスペースやゲームコーナーがあるほか、船内イベントなども開催されていて、19時間という時間はあっという間でした。

料金も移動と宿泊を兼ねていると考えるとかなりお得なんではないでしょうか。

不便さが逆に良い

フェリー旅の不便さは

  • 途中で下船できないこと
  • ネットがつながらないこと
  • 時間がかかること

ぐらいでしょうか。

それは逆を返せば、便利すぎる日常の裏返しでもあり、貴重な時間かもしれません。

私も普段娘といても、ついついスマホとかを見てしまいますが、ネットがつながらないので、スマホを置きっぱなしにして、娘と遊んだり、たくさんお話ができたのは何より良かったです。

まとめると、

・揺れない

レストランが美味しい

個室がホテルと同じぐらい快適

船上から見る朝日や大海原は最高

・ゆっくりと話をできる時間が過ごせる

と言ったところでしょうか。

まだまだ幼い4歳児でも、安心して一緒に過ごすことができました。

ぜひ、未就学児をお持ちの方にもお勧めします。

次は娘とどんな旅に出ようかな



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